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ここには魚がいないようだ……。
027 碧のタマミズ
碧甲羅のコウジン族が築いた海底集落。コウジン族は、長く息を止めることができるが、それでもサハギン族のようにエラ呼吸はできない。そのため、水中に空気の玉を定着する魔法的技法を、長い歴史の中で編み出したようだ
碧甲羅のコウジン族が築いた海底集落。コウジン族は、長く息を止めることができるが、それでもサハギン族のようにエラ呼吸はできない。そのため、水中に空気の玉を定着する魔法的技法を、長い歴史の中で編み出したようだ
028 沖之岩
紅玉海に浮かぶ小島のひとつ。北側には巨大な珊瑚が連なっており、紅玉海を牛耳る海賊衆たちが拠点を築いている。なお、ひんがしの国の博物学者によると、この島は獄之蓋の噴石によって生じたものだという
紅玉海に浮かぶ小島のひとつ。北側には巨大な珊瑚が連なっており、紅玉海を牛耳る海賊衆たちが拠点を築いている。なお、ひんがしの国の博物学者によると、この島は獄之蓋の噴石によって生じたものだという
029 アメノミハシラ
天を衝く巨大な石塔。東方地域に伝わる神話では、国産みの神が築いたとされているが、正確なところは不明。歴史的に禁忌の地とされていたが、戦乱期に神をも怖れぬ海賊衆たちが上陸、拠点「筋違砦」を築くに至った
天を衝く巨大な石塔。東方地域に伝わる神話では、国産みの神が築いたとされているが、正確なところは不明。歴史的に禁忌の地とされていたが、戦乱期に神をも怖れぬ海賊衆たちが上陸、拠点「筋違砦」を築くに至った
030 サカズキ島
最初の海賊たちが杯を交わして、義兄弟の契りを結んだとされる島。海賊衆にとっては、発祥の地ともいえる特別な場所である。今でも物見砦が置かれており、多くの海賊たちが詰め、紅玉海を行き交う船を監視している
最初の海賊たちが杯を交わして、義兄弟の契りを結んだとされる島。海賊衆にとっては、発祥の地ともいえる特別な場所である。今でも物見砦が置かれており、多くの海賊たちが詰め、紅玉海を行き交う船を監視している
031 ゼッキ島
紅甲羅の拠点。「人を殺す鬼」が棲まう島として「ゼッキ島」と名付けられたが、いつしかコウジン族までもが、そう呼ぶようになった。なお、昔は島であったが溶岩により大陸本土と繋がっているため、厳密には島ではない
紅甲羅の拠点。「人を殺す鬼」が棲まう島として「ゼッキ島」と名付けられたが、いつしかコウジン族までもが、そう呼ぶようになった。なお、昔は島であったが溶岩により大陸本土と繋がっているため、厳密には島ではない
032 イサリ村
オサード小大陸東岸にある集落。イサリとは「漁」を示し、この村が漁業によって成り立っていることを示している。かつては、海賊衆の小屋が置かれ、紅玉海を渡るための帆別銭の徴収などが行われていたようだ
オサード小大陸東岸にある集落。イサリとは「漁」を示し、この村が漁業によって成り立っていることを示している。かつては、海賊衆の小屋が置かれ、紅玉海を渡るための帆別銭の徴収などが行われていたようだ
057 紫水宮
蒼玉海溝の奥にひっそりと佇む海底宮殿。紅玉海の海底に棲まうアウラ・スイたちが築いたもので、彼らを束ねる「紅玉姫」が暮らしている。部外者はもちろん、アウラ・スイであっても特別な許可がなければ立ち入ることはできない
蒼玉海溝の奥にひっそりと佇む海底宮殿。紅玉海の海底に棲まうアウラ・スイたちが築いたもので、彼らを束ねる「紅玉姫」が暮らしている。部外者はもちろん、アウラ・スイであっても特別な許可がなければ立ち入ることはできない
058 オサード小大陸東岸
紅玉海に面したオサード小大陸の東岸地域。はるか昔より漁業が盛んであり、海岸線にはイサリ村のような漁村が点々と存在している。風光明媚な場所でもあり、この地を詠んだ句も多く遺されているという
紅玉海に面したオサード小大陸の東岸地域。はるか昔より漁業が盛んであり、海岸線にはイサリ村のような漁村が点々と存在している。風光明媚な場所でもあり、この地を詠んだ句も多く遺されているという
059 筋違砦
紅玉海を牛耳る海賊衆たちの根拠地。神代の時代から存在するという謎めいた巨塔、「アメノミハシラ」がそびえることから、古くから禁忌の地とされてきた。だが神をも怖れぬ海賊衆たちが陣取り、砦を建造したのだという
紅玉海を牛耳る海賊衆たちの根拠地。神代の時代から存在するという謎めいた巨塔、「アメノミハシラ」がそびえることから、古くから禁忌の地とされてきた。だが神をも怖れぬ海賊衆たちが陣取り、砦を建造したのだという